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とある編集者の晒しな日記

コンクリートジャングル東京の編集プロダクションに勤めるライターの実験室

ダマされてはいけないバズワード5選

これ言いたくてしょうがなかったんですけどね、流行りのIT用語に流される人多すぎです。批判上等、炎上覚悟で書かせてもらいます。

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だいたい、文章に風格持たせるために横文字を使う人が多いのなんの!はい、私もその一人ですけどね!!(爆)タイトルにバズワードとか使ってるし…

バズワード】とは:専門用語のように使われているが、実は明確な合意や定義がない流行語のこと。インターネット関連の最新用語で、バズワードとされているものは多い。


出典:日経BP社,2011,『日経パソコン用語事典』

なるほどねー!って明確な定義がないんじゃん!(笑)。「私は怪しい者ですが、巷じゃちょっと名が知れてましてね」とか言いながら声かけてくる変態紳士やん!!…ちょっと待てよ、そうなると「バズワード」って言った時点でダマしてるようなものだからタイトルからして…このままいかせていただきます!!(爆)。

 

さてさて、バズワードの範疇に入るかどうかは別として、あくまで個人の感想として流行りの(流行した)IT用語の代表的なものを5つ挙げさせてもらいます。

 1.インダストリー4.0

 流行ってますよねぇ、これ。もはや私の手持ちの辞書にはその定義すら載ってないほどホットな話題なので、日本大百科全書さんから引用させていただきますね。

【インダストリー4.0】とは:インターネットなどの(IT)を駆使して製造業の革新を促す巨大プロジェクト。ドイツで2011年に提唱された概念で、蒸気機関の発明による第一次産業革命、電気による第二次産業革命、コンピュータによる第三次産業革命に続きインターネット導入による生産自動化を第四次産業革命と位置づけインダストリー4.0とよばれる。

ふむふむ、「ドイツが提唱したインターネット導入による生産自動化」をインダストリー4.0というわけですな。言っちゃ悪いけど、製造現場の自動化システムならファクトリー・オートメーションとして日本でとっくにやってます。さらに全ての製品にセンサーを埋め込んで需給のミスマッチを解消したり、生産効率を上げたりする規格をドイツが国を挙げて作りましょうと。それによって世界のモノづくりを根本から変えましょうと。だからこのビッグウェーブには絶対に乗り遅れちゃいけない!って??

 

ちょっと待ったー!

 

ドイツさん、おタクのフォルクスワーゲン、排出ガス規制問題で大チョンボやらかしましたよね?三菱自動車も燃費不正したけど、フォルクスワーゲンって言ったらドイツを代表する企業ですよね??インダストリー4.0で世界のモノづくりを変えるどころか、ドイツのモノづくりの根幹が揺らいでるんじゃありませんか??

 

フォルクスワーゲンに環境性能なんか求められてねーんだから、ちょっとぐらいごましかったってバカな消費者はわかりゃしねぇって!」

 

ええ、実際わかりませんよ(笑)。でもね、仮にも職人の国ドイツの代表的メーカーがこういう姿勢でモノを作っていたとしたら、「インダストリー4.0進める前に足元固めてくださいよ!」と声を大にして言いたい。それでもこの言葉は流行っていくんだろうけど…

 2.ビッグデータ

うんうん、よく聞きます。 

ビッグデータ】とは:既存の技術では管理しきれないほどに増大、複雑化した膨大な情報データのこと。センサーなどの感知する情報、通信記録、GPSなどで検知するデータなど、企業内外のデータだけではなく、インターネットを介して誰でも情報を入手、発信できるようになったため、極めて大量のデータがやりとりされるようになった。


出典:旺文社,2012,『現代カタカナ語辞典』

 「既存の技術では管理しきれないほどに増大、複雑化した」データねぇ。ついこの前JTBが793万人分の情報を流出した事件がありましたよね。ベネッセは3500万件以上?ビッグデータを活用する前に、管理を徹底する必要がありそうですね。

 

そもそも個人情報なんてandroidiPhoneスマホ持ち歩いてたら全部お見通しだなんてことは分かってますけどね。グーグル先生に学習態度だけじゃなくて、私生活まで全部見透かされてる感じ。欲しい情報を的確にヒットさせますからね、グーグル先生。趣味・嗜好まで知ってておススメの情報まで提供してくれる優しい先生。って軽くストーカーじゃねえかよ!(笑)

3.データサイエンティスト

2.と大きく絡みますけど、この言葉も流行りましたよねー!

【データサイエンティスト】とは:膨大なデータ(ビッグデータ)から、ビジネスに活用する知見を引き出す中核人材


出典:一般社団法人データサイエンティスト協会

なんか小難しそうな技術者に思えますけど、これ、簡単にいっちゃうと基礎的な数理をマスターした統計学者ですからね!(笑)。なんでデータサイエンティストが求められているかっていうと、日本には統計学を本格的に学べる学校が極めて少ないから。日本のどの大学を調べても、まず統計学部もなければ統計学科もないはず。つまり日本は「使える統計学者」の素地ができてないってこと。マーケティング(市場創出)とか生産・工程管理とかブランディング(価値創造)とか、いろんな分野に使えそうな学問なのに、日本では統計学が学問としてきちんと体系化されてない(認知されてない)のは悲しいことですよね。

4.ドローン

 ITそのものではないかも知れないけど、密接不可分なのであえて挙げさせていただきます。

【ドローン】とは:無人で遠隔操作や自動制御によって飛行できる航空機の総称。英語の「drone」は「(「無線操縦」の)無人機」あるいは「オス蜂」といった意味の語。

これも辞書にはなかったのでweblio辞書からお借りしてきちゃいました!聞くところによると、ドローンってラジコンヘリ・飛行機も含まれるそうですよ…性能の良いラジコンじゃないの??(爆)。まっ、いっか!!(笑)

5.ユビキタス

はい、これはもう死語と言ってもいいでしょうね!(爆)

ユビキタス】とは:「同時にあらゆるところに存在する」という意味のラテン語ユビキタスコンピューティング(あらゆる機器にコンピューターや操作が可能な装置が含まれ、相互にデータを交換し合い、情報を利用できるネットワーク環境を指す)の略語として使われることが多い。


出典:日経BP社,2011,『日経パソコン用語事典』

うーん。IoT(あらゆる物がインターネットを通じてつながることによって実現する新たなサービス、ビジネスモデル、またはそれを可能とする要素技術の総称)が台頭してきちゃって影が薄くなった感じかなぁ。

 

でも、ユビキタスにしてもIoTにしてもゴールが見えない感じがしません?

 

そう考えると、今まで挙げたものはすべて手段であって目的ではない。つまりインダストリー4.0もイギリスで18世紀に起きた産業革命のように、例えば「ハーグリーブス(ジョン・ケイの飛び杼でもいいけれども)のジョニー紡績機が発明されたから産業革命が起きた」というような明確な終着(起)点が見えない。当時もゴールなんか見えてなかったのかも知れないけど、少なくともインダストリー4.0に関してはまったく終わりが見えないです。

 

このドイツ発のインダストリー4.0に日本が乗り遅れてるって論調がありますけど、ドイツが国策で推し進めてる政策なんだから遅れてるに決まってると思いません?なんでドイツの国策に日本が乗って追いつけ追い越せしなきゃいけないの??ビッグウェーブに乗りたい人だけが追いかければいいじゃん!

 

インダストリー4.0なんか追わなくても、日本は日本で新しいイノベーションを生み出すような努力をすればいいじゃない。

 

例えばソニーさん、身近なところから攻めるならPSVRスマホでも作ったらどうですか?ちょっとぐらい高くても買いますよ。通常のスマホの機能に加えて、ヴァーチャルリアリティでゲームができることはもちろん、なんなら通勤途中の景色をVRで変えちゃうっていうソフトはどう?

 

視覚情報を判別して木々が南国の熱帯植物に早変わり。通行人は全員水着姿になったら毎日の通勤がウキウキになりません?(笑)。倫理的に問題があるなら江戸時代にタイムスリップするのもいいかも。江戸の町並みに、行きかう人は侍や町人、タクシーは籠、宅配便は飛脚、普通車は人力車。50キロぐらいで走ってたら、「あの人力車ウサイン・ボルトよりも早えーよ!」なんて大ウケ!!(爆)

 

あれ?なんか主旨が変わってきちゃいました??じゃーこの辺にしときます。

 

※このブログはあくまで個人の感想です。必ずしも事実を示すものではありません。