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とある編集者の晒しな日記

コンクリートジャングル東京の編集プロダクションに勤めるライターの実験室

【実録】zorazoraが女性不信になった理由

zorazoraです。
前回はたくさんのコメントありがとうございました! 全て読ませていただき、「うんうん」とか、「そうだよな」とか、「そんな考え方があるのか?」と本当に参考になりました。本をご紹介してくださった方々、Amazonさんでポチらせていただきましたー。しっかり読ませていただきます!夏休みが無いから忙しいんですけど時間を見つけて。

 

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コメントをいただいて想像以上に収穫がありました。一瞬でも記事から何かを感じ取って、コメントを考えてくださったというだけでめちゃめちゃうれしいです!!結論も出ました。

 

自分にとって大切な女性一人がそばに居てくれれば、それだけでいい

 

ということです。ホントにそれだけ。その他の女性は理解できないし知る必要もないということです。ただ、コメントの中に多かった意見で「女性を一括りにしないで欲しい」という旨の意見があったと思うのですが、その点は事実とは異なるので反論させてください。女性を一括りに「した」のではなく「された」のです。少々ややこしい話をするのでお暇な方だけお付き合いください。

 

私は基本的に他人を区別した行動はとりません。今も基本は変わりません。男女問わず、目上だろうが年下だろうが、一人の人間として同じように接し、相手を尊重し、相手の声に耳を傾けるといったことを心がけています。

 

しかし、女性が私のことを一個の人間として見てくれないということが何度もありました。以前おふざけブログでちょっと触れたりもしたんですけどね。まずその最たる例を紹介したいと思います。ちなみに誓って言いますが、前回の記事はこの記事に落とし込むための壮大なネタ振りではないです。女性を一括りにしていると言われて、その原因を探っているうちに嫌な記憶がよみがえってきたというだけです。また、モテ自慢でもありません。なんなら言いますが、今までに付き合った人数なんて片手に余るぐらいです。

 

あれは5、6年前のことです。私は以前勤めていた会社を辞めて大学院に通うためにとある地方にいましたが、年末ということもあって実家に帰省することにしました。その際、たまたま前職で一緒に働いていた元派遣さんから連絡があり、一緒に食事でもしながら近況を話し合おうということで合意しました。暮れも押し迫った12月下旬のことです。世間は忘年会で賑わっていました。

 

その元派遣さんの女性と食事に行ったのは、この時が初めてではありませんでした。同僚経由で職場の男女混合の飲み会に行ったのをきっかけにメアドを教えて、その後1度か2度食事に行きました。仮にこの方をAさんとします。正直タイプではなかったのですが、いろいろな人と会うことによって新しい知見が得られるので、これも勉強だと思って出かけました。場所は新宿の隠れ家的な居酒屋を予約しました。

 

会って早々、Aさんから彼氏が出来たことを伝えられました。私はAさんに幸せになって欲しかったので、心から祝いました。実は彼女には結婚相手の条件があり、今実家で暮らしている生活水準を落としたくないというものでした。Aさんにできた彼氏は○○省の公務員でした。ただし、国家公務員Ⅱ種試験に通った方ということでした。彼女の生活水準というのは明確な定義があり、お母さんから「イ○ーヨーカ○ーに行くような人と結婚してはダメ。その隣にある○○百貨店に行くような人でなければ」と言われて育ったそうです。

 

ぶっちゃけ、その百貨店が東京に無いので、話を聞いて初めて知りました。とはいえ、お父さんが一部上場企業にお勤めだということも知っていたので、「給与水準の高い一部上場企業ほどはよくないかも知れないけど、よっぽどのことが無い限りクビにならないし潰れることもないから悪くないんじゃないですかね。福利厚生もいいし安定してますからね」といったようなことを、学歴から推定年収を割りだしてアドバイスしたりしました。「安定」を捨てたばかりの私には快いものではありませんでしたが…

 

いずれにしてもおめでたいことだったので、お店を変えてバーで飲み直すことにしました。バーといってもカップルの行くようなオーセンティック・バーではなく、騒がしいENGLISH PUBです。一通り相談に乗ったり近況報告をして、終電も近いので帰ることにしました。その帰り道です。私の腕を掴むと、彼女は突然こう呟いたのです。

 

「抱いて欲しい」

 

私は思わず「は?」と返しました。当然です。彼氏ができたと聞いたばかりだったので、何かの聞き違いかと思いました。私はもう一度聞き返しました。答えは一緒です。

 

A「抱いて欲しいの。一度でいいから」
z「彼氏ができたんでしょ?抱いて欲しいとかおかしいから!」
A「それとこれとは別」

 

(「別」ってなんだよ。あれか?フルコースをたっぷり味わってお腹一杯だけど、スイーツは「別腹」みたいなあれのことか!?) と心の中で思いました。そこから先は地獄でしたね。

 

z「いいから帰ろうぜ」
A「イヤ。抱いてくれるまで帰らない」
z「彼氏に申し訳ないとか思わないのかよ!失礼だろ!!」
A「いいの、今日は」
z「ホント意味わかんない。俺は帰る」
A「ダーメ!帰らせない」

 

そういって腕を掴んで放しません。今思えば、この時置いて帰ってくれば良かったと思うのですが、あまりにも相手の言動に筋が通っていないので、ひどく泥酔させてしまったのかと心配になり話を聞くことにしました。靖国通り沿いに座れる場所を見つけて、二人で話をしたけど、まったく噛みあいません。「抱いて」と「抱けない」の繰り返し。道行く人の視線が痛い。

 

仕方ないので無理やり駅まで連れていくことにしました。すると「ヤーダ、抱いてくれなきゃイヤ!帰らない」と子供のように駄々を捏ねます。相手は三十近い、いい大人です。まったく意味がわからないまま幼児を諭すように駅に少しずつ引っ張っていきました。途中で「キスして!キスしてくれたら帰る」などと言われ、とても受けつける相手ではなかったのですが(っていうか彼氏いんだろーが!)、口にはとてもキスができないので手にキスをしたりしながら、なんとか駅まで辿りつきました。

 

彼女の実家は関東の某県。終電で一緒にAさんの駅まで送っていくということでなんとか納得してもらいました。でも、終電が発車してしまったらどうなるのかということはわかります。結局宿が無いので某県のホテルにでも泊まらなければならない。彼女がついてくるに決まってる…終電には間に合ったものの、発車するまでの間雑談をしながらタイミングを探りました。発車のベルが鳴ります。ドアが閉じてしまったら一巻の終わり。反射的に体が動きました。ドアが閉まる瞬間にその間をスルリとすり抜けて「じゃあね!」と言って帰りました。「あっ!」と手を差し出した彼女の驚嘆した顔と、終電に引っ張られていく残像が今でも脳裏に焼きついてます。

 

あまりにも信じがたい出来事だったので、私はこの話を女友達にしました。Bさん。すると、驚くべき答えが返ってきました。

 

B「女っていうのは、一度でいいから抱かれてみたいって思いがあるのよ」
z「お、おう…ってはい?」
B「だから、女っていうのは例え妥協して新しい彼ができても、この人に抱かれたら諦めて次にいけるって心理があるのよ」
z「はひっ?なんだって!?」
B「女ってそういうものなの」
z「マジか…」

 

まるで私に女心がわかってないと言わんばかり。まあ考えましたよね。数日悩みに悩み抜いて決めました。女友達を全てリセットすると。「一度でいいから抱いて欲しい」なんてことが罷り通るのが女心なら、そんなものは理解したくもないし、付き合いきれない。世界中の女心を敵に回してもいいから、女友達なんてものは作りたくない。

 

これが、私が女性不信になったきっかけです。「たった2人の意見が女性の声を代弁しているわけじゃない」って言われそうですね。そんなことはありません。抱いてと言われたのが2度、3度ってレベルじゃありませんから。私に落ち度があるって言われたらそれまでなんですけどね。隙を見せるからとか八方美人だからとか。でも嫌われたいと思って接するわけないじゃないですか。男女区別したくないし…ってこれ以上読みたいですか?書いてて虚しくなってきたのですが。

 

いや、書くか。こんな記事で引っ張りたくないですからね。今回で終わらせましょう。

 

Cさんは20代のシングルマザーだったのですが、私が大学院修了後にイタリアンレストランで働いていた時に知り合いました。元々は美大卒のアーティストでしたね。以前書いた作品が、渋谷の街にいけば今でも見られます。顔もかわいい。でも妙になれなれしい。仕事のシフトの連絡を取り合わなければならないので仕方なくLINEのIDを教えました。

 

お店の人間関係が悪かったということもあって、どんどん店員が辞めていき、最後の方は仲間が少なくなって結構意気投合しちゃいましたね。でも、だんだんそれがエスカレートしていき…

 

ある時仕事の関係で手伝って欲しいと言われてCさんの作品の写真を収めたプレゼン用の資料をつくったんですよ。その打ち合わせが終わってお礼にって言われて一緒に食事をした時のことです。「この後カラオケに行こう!」というので終電を確認して付き合いました。でもそろそろ店を出ようとしたところで、ふと気がついたら寝てた。「起きろー!帰るぞー!!」って大声でいっても起きてくれない。カラオケの終了時刻も近づいていたので仕方ないから店員さんを呼んで「もう終了時間だし、この人を起こしてもらえます?」って店員さんの力まで借りたのにCさんは起きない。店員さんが去って終電が完全になくなってから彼女は眠い目をこすりながら起き出しました。

 

z「どうすんだよ。終電なくなったじゃねーか」
C「んー、ウチの方が近いからタクシーに乗ってウチ帰ろ!ワリカンにすれば安いし」
z「は?子供が寝てるんじゃないの??」
C「実家に預けてきたから大丈夫」
z「お前んち行っても何もないからな」
C「いいから帰ろ!!」

 

そう言われてノコノコとついて行っちゃいましたね。彼女の家に着いて風呂に入って別々の部屋で寝ることにしました。次に起きたのが深夜3時ぐらいだったと思うのですが、右腕に違和感がある…と思ったらCさんがしがみついてるし…しかも片足が太腿に絡まってる。そこから朝まで寝られませんでしたよね。自分の中の悪魔と天使が格闘し続けましたが、なんとか天使が勝ってくれました。ライト・キスはしちゃいましたけどね。ディープ・キスになってたら次の段階にいってたような気がする。

 

その翌日からですかね、毎日2~3時間Cさんから電話が掛かってくるようになったのは。主に仕事の愚痴を聞いてあげるという役割でしたが、そのうち依存されるようになって…最終的にはストーカーになりました。ある朝本当に頭がおかしくなったのか「今からzorazora君のウチ行くから待ってて!」って電話が掛かってきた。

 

z「何しに来るんだよ?来ても何もねえぞ!!っていうかボケたじーちゃんがいるんだから来んじゃねーよ!!」
C「とにかく今から行くから!アハハハハ!!ここどこだろ??かわいいお店見つけちゃった、チョー楽しい!エヘヘヘヘ!!」

 

メンヘラだろ、これ。慌てて男友達に電話して助けを求めた。「落ち着け!何するか分からないから変に刺激しない方がいい」などと適宜アドバイスを受けながらまさかマジでウチまでは来ないだろ?って思ってたらホントに来た。ストーカー怖い。

 

C「あのさぁ、秋田でお店開こうと思ってるんだけど一緒に行こ!」
z「ん?そんな話聞いたことねえよ」
C「だって今思いついたんだから当たりまえじゃん!アハハハハ!!」

 

とりあえずボケかけた祖父を見せて冷静になってもらうことにしました。

 

z「こんな祖父の面倒見てんだよ。無理に決まってんだろ?」
C「一緒に連れて行けばいいじゃん!元気になるかもよ!?エヘヘヘヘ!!」

 

じーちゃん無反応。何か言ってくれよ!これでも東大出てるはずなんです。どこに置いてきたのよ、叡智を。とりあえずCさんを飲みに誘うことにした。

 

地元の居酒屋で飲みながら、土地勘もないのに秋田でお店を開くことの難しさ、運転資金を集めることの困難さ、冬の厳しさなどを教え理解してもらう。Cさんは理解してるんだかしてないんだかよくわかりません。笑ってるだけ。話しながら気を落ち着かせて帰ってもらいましたけどね。「子供を幼稚園に迎えにいかないといけないからまたね!!」って子供いるんだよなー、この子とか思いながら。

 

最終的には「もう付き合いきれないから着拒させてくれ」と言って関係を断つことにした。執拗に拒むから「俺とお前はあの厳しい労働環境の中で最後まで残った戦友だ!これで十分だろ!!」「うん。戦友だね…わかった」といってなんとかわかってもらって電話を切った後即着拒しました。こっちまでおかしくなりそうだったから。

 

後で聞いたんですけど、その子彼氏がいるどころかイタリアンレストランの従業員とセフレになって三角関係の状態で苦しんでたみたいなんですよね。知らねーし、そんなこと。

 

その他、元職場の別の派遣さんのDさんもいましたね。食事してカラオケに行ったら「私、ダメな女なんです」って夜中にいきなり泣き出した。意味が分からない。とりあえず頭をナデナデしてあげて朝までカラオケでなだめ続けました。ここまで来ると、自分に何かを引き寄せる力があるのか、前世がヒモ?ジゴロ??だかなんだかわかりませんけど、何か女性に悪さをしでかしていたのかと思うほど引きが良くない。もちろん悪い子ばかりじゃなかったけど。

 

「ダメな女」で思い出したんですけど、この引きの悪さの元は大学時代まで遡るんですよね。当時大学のゼミで幹事をしてたんですけど、ゼミ合宿で伊豆の洋風のペンションみたいなところを貸し切って夜飲み会を開きました。教授を接待して片づけてペンションの2階の自室に戻ろうとしたら、後ろから誰かついてくるんですよ。これがEさん。合宿の打ち合わせぐらいはしたかも知れないけど、仲がいいってほどじゃない。そのEさんが私の前まで来て、やっぱりいきなり泣き出したんです。

 

E「私、ダメな女なんです」
z「何がダメなんです?」
E「聞いて嫌いにならないでください。実は私、4人と不倫してるんです」

 

と言われて抱きつかれました。マジで知ったことじゃないから。ちなみにこの時こちとらまだドーテイだし。ドーテイVS不倫4連コンボ。勝てるわけない。この時ほどハルキストだったら良かったのにと思ったことはないですね。「やれやれ」と僕は言いながら、甘い蜜に濡れた果実を味わい尽くした…なんて美味しいところをいただけてたかも知れませんからね。私はEさんの肩を掴んで言いました。

 

「Eさんはダメな女なんかじゃない。大丈夫(何が大丈夫なのかわからん)。しっかりしてください!自信(何に自信を持つのか知らない)を持って!!」

 

我ながらよく言ったと思いましたね。無事納得(?)してもらってお互いに「おやすみ」をして一人で寝ました。結局そのEさんは休学だか退学したみたいですけど、今じゃ立派なお母さんになって普通の生活を送ってるそうです。これも後から知ったんですけど、彼女は母子家庭で育ったために、父親の愛に飢えていたそうです。それがなぜ不倫4連コンボにつながるのか知りませんけど、今が幸せなら何より。zorazoraはここから何かをこじらせ始めましたけどね。

 

そんなことの連続で「女性を一括りにしないで欲しい」っていうのは難しいですね。据え膳食わぬはナントカとか、勝手にしろって話だと思いますけど、好きでもない人と一線を越えることはできないので、身構えるなって言う方がムリです。

 

ちなみに、男性と二人きりで飲みにいくことの方が多いし相手の好みを聞いてお店を予約したりいろいろするけど、こんな目に遭ったことは一度もないです。仮にゲイだとしても、嫌ならボディブローかまして帰ってくればいいだけですからね。やっぱり結論はこれだな。

 

自分にとって大切な女性一人がそばに居てくれれば、それだけでいい