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とある編集者の晒しな日記

コンクリートジャングル東京の編集プロダクションに勤めるライターの実験室

「スイーツ女子に言いたい。フーゾク男子に訊きたい」

炎上は避けたいのだが、やはり言いたいことを言えないのも精神衛生上よろしくないので、ここで吐いてしまおうと思う。忙しいので口語体で失礼する。賢明な読者ならタイトルでお察しのことと思うが、例によって気持ちの悪い文章を書くので、不快な方は直ちにお引き取り願いたい。

 
ちなみに、ここでいう「スイーツ女子」とは、いわゆるスラング思われるため定義が難しいのだが、「甘い物をこよなく愛する女子と解していただければよいかと思う。どの年齢までを女子というかについての議論があるが、これも一概には言えないので年齢は問わない。10才であれ80才であれ、先に定義した要件に当てはまればスイーツ女子とさせていただく。
 

同様に男子に関してもスイーツをフーゾクに置き換えて「フーゾク男子」とご認識いただきたい。

1.スイーツ女子の精神構造

私はチョコレートが大の苦手だった。どのくらい苦手かと言うと、子供の頃に、本命女子にバレンタインデーのチョコレートを貰っても食べられず、代わりに親に食べてもらうほど苦手だったのだ。

 

ひとまずそれはさておき、会社である、スイーツ女子のお菓子の配り合い。あれはいったい何なのだ?現在の職場ではそういったことはないのだが、以前居た職場では、仕事中に間食など考えられない私には、到底理解し難い習慣がスイーツ女子の間ではあった。

 

「スイーツが好きなのは何も女子に限らない」

 

こういう意見が出るのはわかる。しかし、経験上は圧倒的に女性の方が多かった。
率直に言うと、これが非常に困るのだ。貰った側としては何かお返しをしなければならないと考えてしまうし、チョコレートが苦手だからと食べずにおくと、「私の好意が受け取れないのか」というプレッシャーに晒される。食べずに持ち帰ろうものならば、露骨に怪訝な態度を取られたのだ。これには本当に辟易したものだ。

2.スイーツの断り方

チョコレートが苦手なだけではない。私は間食をすると、小腹が減ったというレベルではない空腹に陥るのだ。今でこそチョコレート嫌いを克服した私だが、ダイエット中の身に甘い物の誘惑というのはこれ即ち生命存続の危機に瀕する。仮に一粒チョコレートを口にしただけで、袋ごと、箱ごと完食したくなるのだ。節操がないと言われればそれまでだが、ダイエットをしながら、唯一といっていい夕飯を楽しみに働いている身としては、スイーツは大敵だ。そこで、私はこのようなお菓子配りの習慣に対して、断り方の秘策を思い付いた。

 

「私はチョコレートアレルギーだ!」

 

と宣言することだ。チョコレートを食べるなり、身体中に発疹ができて全身が痒くなり、場合によっては救急車両を必要とすることになと前もってスイーツ女子に伝えておく。こうすることで彼女たちの習慣に巻き込まれることは防げるはずだ。また、バレンタインデーについても、義理チョコのお返しに悩まされることもない。一石二鳥である。

3.チョコレート以外のお菓子の差し入れ

ところが、中には非常に気の利くスイーツ女子がおり、チョコレート嫌いの私に対して、チョコレート以外のお菓子や、カロリーオフのお菓子をわざわざ探しだして差し入れてくれる者がいる。

 

「スイーツ女子よ。分かった俺が悪かった」

 

こうなると、スイーツ女子の習慣を通り越して、もはや愛情すら感じる。例えダイエット中だとしてもだ。なんという気配りなのだ?

4.結局、スイーツ探しの旅に出る

ここまでされると、いくら嫌いだからと言ってもスイーツ女子の折角の好意をむげに断るのは、非常に気が引ける。むしろ何かお返しをするのが礼儀だろう。

 

ここに一粒のチョコレートがある。ピエール・マルコリーニ「ダブルツイストダークキャラメルボール」だ。1個約180円。決して安くはないのだが、このベルギーチョコレート店のプラリネに比べれば安い方だ。

 

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私はこの店のトリュフを10年ほど前に食べて、初めてチョコレートというものを食べられるようになった。以来、私はスイーツ女子と仕事をするときのためのお菓子探しに奔走した。西に美味しいマカロンの店があると聞けば行列に並び、東に日本初上陸のチョコレート店ができたと聞けば真っ先に買いに走った。

 

高級な洋菓子といえば、1個約300円から500円ほどするのは当然なのだが、このお菓子のスイーツ女子への差し入れに対する効果たるや尋常ではない。2~3千円で仕事が円滑に進み、残業まで引き受けてくれるとなれば、至って安い買い物だったのだ。

5.フーゾク男子の精神構造

繰り返すが、冒頭に述べた通りトンデモ理論を展開しているので、不快な方に対して念を押しておく。お引き取り願いたい。

 

スイーツ女子と対を成しているわけでもなんでもなく、単に私の人的な思いつきでしかない。並列に扱っているわけではないことにご留意いただきたい。フーゾクに行く男の精神構造というのはいかなるものなのか。大枚を叩いてフーゾクに行くという発想は私の中にはまったくない…というか行ったことがない。前述の通り、「フーゾクをこよなく愛する男子」を、ここではあえて「フーゾク男子」と呼ばせていただきたい。このような言葉は聞いたことがないために、造語である。男性がフーゾクに行く理由はいろいろあるだろう。

・様々な女性を知りたい

・妻や彼女にはとても頼めないような、思い通りのプレイをしたい

・単に気持ちよくなりたい

・からだの特定の部位に特化した欲求を満たしたい

・性欲を抑えられないため、フーゾクで処理したい

などなどである。女性用のフーゾクはあるとしても極わずかであろうからひとまとめにフーゾク男子とした。ここで問いたい。

 

「性欲というのは、買ってまで満たす必要があるものだろうか?」

 

答えは「あるのであろう」というのが実感だ。食欲にしろ性欲にしろ、人間(動物)の三大欲求の一つなのだ。これらの欲求を満たすために手段をえらばないというのは、人間ならば、あってもおかしく無いと思う。
 

だが、私は行きたくない。大金を払ってフーゾクに行った挙げ句に虚無感や罪悪感だけが残るような気がするからだ。一度いったが最後、嵌まってしまうかもしれないという怖さもある。

6.スイーツやフーゾクを楽しめない方が、人生において損をしているのではないか

私もいい歳をした大人だ。おっさんと言っていい。いつまでも我を通し続けて意固地になっていても仕方がない。スイーツ女子やフーゾク男子が味わう愉悦に身を浸してもいいのではないか?と考えた。

 

むしろ、スイーツやフーゾクを楽しめない方が、損をしたまま人生を過ごしているのではあるまいか。思えば私は割とストイックに生きてきた方だ。それが結果的に悪い方に作用することもあった。仕事とプライベートの切り替えがきかないのだ。かといってストレス耐性が強いわけでもないために、時として悪感情が爆発することもあった。よろしくない傾向だ。

7.発想を変えてみる

何度も申し訳ないが、論理が破綻しているために不粋なツッコミはご容赦いただきたい。建設的な議論を必要としている。
 
ここで今一度、件のチョコレートを置いてみよう。うまいスイーツを食す時のスイーツ女子の恍惚の表情。あれほど幸せそうなものはない。そうだ、フーゾク男子の性欲の発露をスイーツに置き換えてみてはどうだろうか?
 

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たかだか直径2センチ程度の180円のチョコレートである。これを人間にとてつもないアドレナリンやドーパミンを遊離させる魔法の食べ物と考えてみることにしよう。いわゆる覚醒剤を服用した時の作用のようなものをチョコレートに求めてみるのだ。もちろん覚醒剤を服用したことはない。
 
しかし、どうしたらいいのだ?どうやってこのチョコレートから快楽を得るのだ?? そうだ、リアクションを大きくしてみてはどうだろう。「ダブルツストダークキャラメルボール」を口にしてみる。本場ベルギーの純度の高いビターチョコレートの中から、濃厚な塩キャラメルのソースが口いっぱいに広がる。
 
「超うめぇ!幸せ~!もはやなんもいえねぇ!!」
 
いい感じになってきた。しかしまだ甘い!感情が爆発していない。
 
「あわわわわ!ヤバい、もう我慢できない!ダ、ダメだ、イ、イ、イクーーー!!」
 
言葉にすると愚の骨頂なのだが、いまだフーゾクに行く意思がないため、スイーツでこのぐらいの幸福感を味わえるようになったら、私の人生は本当の意味で充実するのではなかろうか。ともすると、このように言葉で表現するのではなく、感じるのがいいのかも知れないが。
 
もちろん分かってはいる。分かっているのだ。私は、どこかで人生の正しい道を踏み外したのであろう。しかしながら、果たして人生の正しい道とは、いったい何なのであろうか?
 
※このブログはあくまで個人の感想であり、読んで損したと思ったら負けのクソ記事であります